ラフストーンの作品作りのご提案

第1回 VRメガネに対応する写真作りについて

文章:ラフストーン (これまでの記事)

 スマホを利用を持つことが当たり前のようになり、ここ1年位は、スマホやその技術をいかに活用するかに注目が変化しつつあります。

 特にウェアラブル端末やVR機器などの分野が、盛り上がりを見せているように思います。

 アート系の市場でも、これらの分野について、どのようにして活用して行くべきかと検討している方も多いと思います。新しい技術ということで、分からないことも多いと思い、簡単にVR(今回は3D)機器に対応した写真を撮影する方法をご提案いたします。

<今回利用した機器>
・オリンパス E-PL7 ※1、※2
・パナソニック H-FT012
・VRメガネ
・スマホ(iphone、android問わず)

  

 これらの機器を集め、レンズをそのままはめただけでは、VRに対応する写真を撮影することはできません。

 実際には3Dモード搭載のカメラと、そのデータを投影できる一部のモニターでなければ、3Dを楽しむことはできません。

 しかし、VRメガネ等を使用する場合、スマホやOS搭載機器を使用する必要があり、そのまま3Dデータ利用することは困難です。

 そこで今回集めた機器のレンズ、カメラに一工夫をいたしました。※下記画像参照

H-FT012 ラフストーン H-FT012 ラフストーン

 接触面を通電しないように絶縁(紙とかで)する必要がある。今回は、付箋のシール面を使用しました。 ※3

 残念ながら、絶縁している状況なので、今回の方法ではピント合わせやオートフォーカスなどは動作しません。

 勿論、動画も撮影できるので。3D動画の撮影も可能です。
 また、今回はRAWデータで撮影したため、RAW現像も可能でした。そのため、撮影後各種調整が可能なのも、この方法ならでわの楽しみです。

 この方法に限らず、同じカメラを2台用意し、撮影する方法もありますので、ご興味のある方は、是非今回の機器に限らず色々と試してみてください!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA
※若干左右の画像に偏りがあるのは、立体的に見せるため。自動的に撮影された画像です。

 
<注釈>
※1:カメラについては、E-PL7でなくとも、レンズをはめない状況で撮影可能な機能が備わっている、マイクロフォーサーズマントのカメラであれば問題ないと思います。
※2:E-P1でも確認済みです。(3Dモード非搭載)
※3:本記事からカメラ・レンズ等、故障が生じた場合一切の責任を負いかねます。自己責任で行ってください。

by youhei